# LGBTQ 権利

市民権を得たプライドパレード、30年前日本で始めた92歳の男性が心配すること LGBT理解増進法に潜む差別、「大事なのは個々の幸せ」
2024.06.24

市民権を得たプライドパレード、30年前日本で始めた92歳の男性が心配すること LGBT理解増進法に潜む差別、「大事なのは個々の幸せ」

 6月は、性的少数者の権利への啓発を促すプライド月間。毎年、世界各地で関連するパレードやイベントが開かれるようになったのは、1969年6月28日にニューヨークで起きた「ストーンウォールの反乱」がきっかけだ。この日、ゲイバー「ストーンウォール・イン」に強制捜査に入った警察と、反発した客らが衝突。

フランス各地で女性が大規模デモ、極右政党に抗議
2024.06.24

フランス各地で女性が大規模デモ、極右政党に抗議

[パリ 23日 ロイター] - フランスでは23日、マリーヌ・ルペン氏の極右政党「国民連合(RN)」に抗議する女性の大規模なデモが各地で行われた。世論調査ではRNが今月末の総選挙で勝利を収めそうだとの結果が出ている。女性の権利を訴える団体や労組など約200がパリなど数十の

【書評】『税という社会の仕組み』安倍政権下で劣化した行政システムをどう変革するか 納税する国民の権利と権限を示し、解決策を考えるための教科書
2024.06.24

【書評】『税という社会の仕組み』安倍政権下で劣化した行政システムをどう変革するか 納税する国民の権利と権限を示し、解決策を考えるための教科書

【書評】『税という社会の仕組み』/諸富徹・著/ちくまプリマー新書/990円【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家) 国会で審議中の「子ども・子育て支援金」は、財源を健康保険料に上乗せして徴収する増税法案だが、増税とは謳っていない。そればかりか岸田内閣は、増税によって

カスハラ客の多くが“やり過ぎ”と自覚か…実際に店から相談受けた弁護士の対応と助言「第三者が入って毅然と」
2024.06.23

カスハラ客の多くが“やり過ぎ”と自覚か…実際に店から相談受けた弁護士の対応と助言「第三者が入って毅然と」

客が店員に理不尽な要求や悪質なクレームを突き付ける「カスタマーハラスメント=カスハラ」が横行しています。アンケート調査でも多くの人が被害にあったと答えていますが、悪質なケースは弁護士に依頼するのもひとつの方法です。まずは名古屋市中区の大須商店街や栄の街で「カスハラ」

「死ぬ権利」フランスで議論が進んでいる背景
2024.06.23

「死ぬ権利」フランスで議論が進んでいる背景

 人が自分の人生を終える手助けを受けるべき条件とはどのようなものか?  フランス社会は20年以上にわたって、家庭で、病院で、大学で、教会で、友人間で、この問いについて議論してきた。 5月以降、フランス国民議会は「死の自発的幇助」を可能にする法律、すなわち人の人生の終わりを積極的に

保守的な国タイで「同性婚」を認める法案が可決されたのはなぜか? 東南アジアで初めて法制化されて世界が注目
2024.06.23

保守的な国タイで「同性婚」を認める法案が可決されたのはなぜか? 東南アジアで初めて法制化されて世界が注目

タイで同性同士の結婚を法的に認める法案が6月18日、議会上院で可決された。同法案は下院で3月に可決されており、国王の承認を経たのち年内にも、東南アジアで初めて、同性婚が法制化される見込みだ。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、この法案はタイの民商法典を改正するもので、婚姻を1

イタリアに新たな少女像 日本抗議も「碑文変更計画なし」
2024.06.23

イタリアに新たな少女像 日本抗議も「碑文変更計画なし」

【ローマ聯合ニュース】日本政府が旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去に向けた動きを進めるなか、イタリア西部・サルデーニャ島のスティンティーノ市に22日(現地時間)、新たな少女像が設置された。 この日は像の除幕式が開かれ、像の設置を主導した韓国市民団体「日本軍性奴

アドビ、米司法省に訴えられる。「高額で長期のサブスクにユーザーを閉じ込めている」
2024.06.23

アドビ、米司法省に訴えられる。「高額で長期のサブスクにユーザーを閉じ込めている」

解約料金がすごくて困った人、いらっしゃいますか?米国の司法省が今週初め、「高額で長期のサブスクプラン」にユーザーを“閉じ込めている”疑いがあるとして、Adobeを提訴しています。訴状では「ユーザーは1年契約するように仕向けられているものの、それが事実上開示されておらず、解約しよう

プライド月間に反発し「異性愛者はビール1杯無料」差別的なキャンペーンを発表したアメリカのバーに「ホモフォビア」批判殺到
2024.06.22

プライド月間に反発し「異性愛者はビール1杯無料」差別的なキャンペーンを発表したアメリカのバーに「ホモフォビア」批判殺到

毎年6月はプライド月間と呼ばれ、日本をはじめ、世界各地でLGBTQ+コミュニティの権利を啓発する活動・イベントが開催される。性的マイノリティに対する無知や無理解、それによる偏見や差別の撲滅が叫ばれるなか、アメリカのバーが「6月は異性愛者のすばらしさを祝福する月間」と銘打ったキャンペーンを発表し

30年のときを経て大炎上したフジテレビの「保毛尾田保毛男」…ゲイライター・サムソン高橋「昔は楽しめていた私でさえ『これ大丈夫?』と不安になった」
2024.06.22

30年のときを経て大炎上したフジテレビの「保毛尾田保毛男」…ゲイライター・サムソン高橋「昔は楽しめていた私でさえ『これ大丈夫?』と不安になった」

 何かにつけてコンプライアンス遵守の姿勢が求められるようになった昨今。テレビ業界はとくにその煽りをダイレクトに受け、それによって「つまらなくなった」と言われることも多々ある。しかし、テレビがつまらなくなったのは本当にコンプライアンスのせいなのだろうか。テレビなどのサブカルチャーに精通するゲイラ

美容院のお会計を「クレジットカードで」と伝えたら、「手数料が上乗せされる」と言われました。本当に払う必要はありますか? そもそも、なんの手数料なのでしょうか…?
2024.06.22

美容院のお会計を「クレジットカードで」と伝えたら、「手数料が上乗せされる」と言われました。本当に払う必要はありますか? そもそも、なんの手数料なのでしょうか…?

キャッシュレス決済は今や私たちの生活に欠かせない、とても身近なものです。現金を持ち歩く必要がなく、決済方法によってはポイントが付くなどのメリットから、キャッシュレス決済を積極的に利用している人もいるでしょう。キャッシュレス決済のひとつにクレジットカード払いがありますが、クレジット

全米労働関係委がホンダを告発、労組結成を妨害と主張-BLAW
2024.06.22

全米労働関係委がホンダを告発、労組結成を妨害と主張-BLAW

(ブルームバーグ): 全米労働関係委員会(NLRB)はホンダがインディアナ州の工場で労働組合結成を目指す労働者の権利を侵害しているとして、同社を告発した。ブルームバーグ・ロー(BLAW)が報じた。BLAWによれば、NLRBの地域ディレクターは18日の申し立てで、ホンダは従業員に対

LGBTQ+当事者が幼くして覚えるのは“嘘をつくこと”
2024.06.22

LGBTQ+当事者が幼くして覚えるのは“嘘をつくこと”

映像作品における性的マイノリティに関する表現を監修する“LGBTQ+インクルーシブディレクター”のミヤタ廉さん。今後ますます求められるであろう役割の日本における第一人者に話を聞いた。――“LGBTQ+インクルーシブディレクター”は、日本ではまだあまり馴染みのない職業ですが、どのよ

「虎に翼」が世に投げかける「はて?」 イマドキTV+
2024.06.22

「虎に翼」が世に投げかける「はて?」 イマドキTV+

「じぇじぇじぇ」「同情するなら金をくれ」「じつに面白い」…忘れがたい名ゼリフは多いけど、実際に使ってしまいそうなものは珍しい。NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公、佐田寅子(伊藤沙莉さん)が繰り出す「はて?」のことだ。それ自体は特別なフレーズじゃない。日常生活で疑問を感じたとき

女湯に入った「全裸の男」が女性に話しかけ体を触る…女性は恐怖 「性欲のためにしたわけではない…」男に下された判決は?
2024.06.22

女湯に入った「全裸の男」が女性に話しかけ体を触る…女性は恐怖 「性欲のためにしたわけではない…」男に下された判決は?

「女湯に普通に入ることができたら、自分は女性として生きていってもいいんじゃないか」大衆浴場の女湯に入り、20代の女性の体を触るなどしたとして、不同意わいせつの罪に問われた男(33)に判決が言い渡されました。性に悩んでいたという男が裁判で語ったこととは…

「父」と認定の初判断に喜び 「今の時代にアップデートされた判決」
2024.06.21

「父」と認定の初判断に喜び 「今の時代にアップデートされた判決」

 血縁上の親なら性別を変更しても子を認知できる――。21日の最高裁判決を受け、次女の代理人弁護士が大阪市内で記者会見を開き、判決を高く評価した。親と認められた女性は弁護士を通じ、「子どもの権利を考えた上で、今の時代にアップデートされた判決。親子関係が認められたことをうれしく思う」とのコメントを

85歳の米男性、死亡告知でゲイをカミングアウト「疎外されるのが怖かった」
2024.06.21

85歳の米男性、死亡告知でゲイをカミングアウト「疎外されるのが怖かった」

アメリカ・ニューヨーク州北部で暮らしていた退役軍人のエドワード・トーマス・ライアンさんは6月、生涯隠さざるを得なかった事実を自分の死亡告知記事で公表した。それは、自身のセクシュアリティだ。ライアンさんは6月8日に掲載された死亡告知で「私はゲイです」とカミングアウトし

緊急来日した世界的スター、グラマラスな「体型を隠してきた」理由とは? 自身のセクシュアリティについても明かす
2024.06.21

緊急来日した世界的スター、グラマラスな「体型を隠してきた」理由とは? 自身のセクシュアリティについても明かす

ビリー・アイリッシュが『Variety』のインタビューで、女性に対する感じ方を正直に語っている。これまでセクシュアリティについて細かく詮索されてきた彼女。“女性らしさ”というものに共感しようとしながらも、女性に「肉体的に惹かれる」ということや「怯えもする」という複雑な心境を語った。

「自分が母親と精子から生まれている感覚。“提供者”に会いたい」 AID(非配偶者間人工授精)で生まれた女性の苦悩 “出自を知る権利”に法整備の壁も
2024.06.21

「自分が母親と精子から生まれている感覚。“提供者”に会いたい」 AID(非配偶者間人工授精)で生まれた女性の苦悩 “出自を知る権利”に法整備の壁も

 いま日本で議論となっているのが、子どもが自身の遺伝的ルーツを知る「出自を知る権利」。第三者の精子提供による、AID(非配偶者間人工授精)と呼ばれる人工授精によって、国内では推定1万人以上が生まれたとされている。1949年に慶應義塾大学病院で初の出産が行われたが、精子提供者(ドナー)はプライバ

女性に性別変更後もうけた娘との法的な親子関係認める判決 最高裁が初判断
2024.06.21

女性に性別変更後もうけた娘との法的な親子関係認める判決 最高裁が初判断

男性から性別を変更した女性が、性別変更前に凍結保存していた精子でもうけた子どもとの親子関係を法的に認めるよう求めた裁判で、最高裁は親子関係を認める判断を示しました。戸籍上の性別を男性から変更した40代の女性は、性別変更前に凍結保存していた精子を使ってパートナーの女性との間に2人の